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2019.09.24 |
【開催終了】第169回 有機エレクトロニクス研究センター講演会開催について(10月3日) |
【日 時】 2019年10月3日(木曜日) 16:00~17:30
【場 所】 有機エレクトロニクス研究センター(10号館4階 大会議室)
【講演者】 佐藤 友美 氏 アクシオンリサーチ株式会社 代表取締役 CEO&CTO
【講演演題】 「健康を科学する」 健康度と未病の疾患リスク予測推定
【概要】
予防医療や先制医療の必要性が、注目される様になって久しいが、病気と診断されてからの治療や手術の技術は、目覚ましい進展を遂げているが、未病状態・健康状態の人々が、どの程度、疾患リスクに直面しているのか?を予測推定する技術や方法は、手探り状態にある。日本の人口動態(統計)では、過去、癌や腫瘍に罹患する人の数は、101万人と過去、同程度の統計値を示している。また、毎年、37万人の死亡が統計として記録されているが、死亡が確認された翌年も似た数値が繰り返されている。心疾患や脳血管疾患、肺炎も似た数値を示している。現在の医療技術は、疾患が確認されてからこれを救済する手段として発展してきている事もあり、疾患と判断されない限り、医者は、これを救済する事は取り組むべき重要なミッションとは考えていない。また、未病者の中の誰が、次の疾患候補であり、病気で死亡する疾患リスクの候補であるのか?そのリスクを予測推定する事が、殆どされてこなかった。この部分をより明確に可視化して、疾患リスクの種類や序列、その危険度、健康度を示す新しい手法について提案・紹介し、説明する。これは、世界的に、まだ、始まったばかりの新しいテクノロジーであるが、今後、数年間で、ワールドワイドに急速に拡大する可能性がある。特に、疾患リスクが高まっている未病者に対して有効な健康プログラムとその改善度や疾患へとシフトしている様子を可視化して、シェアする事は、ビッグデータ解析の急激な発展に貢献する可能性がある。この最新の取り組み(可能性)について、紹介して、何故、未病から健康体へと回復するパスが確立されると考えているのか?について、考察の一部、ある思考実験を紹介したい。
連絡先: 時任・熊木・関根研究室 (内線:3725)
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